元素とは [わかりやすい物理学入門]
元素【げんそ】とは、あらゆる物質の根本となる、常に変化しない物質の構成概念。
古く中国では木・火・土・金・水(もくかどごんすい)の5つが元素と考えられており、古代ギリシャでは土、水、空気、火が元素とされ、「アリストテレスの四元素説」が唱えられる。
19世紀になるとイギリスの物理学者であるジョン・ドルトンにより、物質の根源となる成分としての原子が証明され、あらゆる物質はある特定の原子により構成される物質であるとする原子説を提唱。原子がすなわち元素という概念になる。
とここまで噛み砕いてみましたが、どうもいまいちわかりにくいですね。
元素とはなにかと調べると”原子”というという言葉に必ず遭遇します。元素はイコール原子ともいえそうですが、どうやらそうではないようです。
元素とは、物質を構成する成分の概念表というか記号のこととしておくのがわかりやすいでしょう。
なお元素は2013年までに115番目までの元素が確認されている。
原子とは、各元素の最小粒のことで、元素それぞれの最小の粒を原子という。物質をどこもまでも細かくしていくとできる最小単位でのことで、元素は物質を構成する原料の最小区分といったところでしょうか。
まだ上記内容は今後も修正や改定が必要かもしれません。